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祝 令和

令和の引用元は万葉集の梅花の歌三十二首の序文だそうです。

天平二年正月十三日 萃于師老之宅、申宴会成、于時、初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香

最後の蘭香るって変でしょう。梅と蘭の花が同時に咲くってことがあるのか?春蘭にしては早すぎますよね。しらべてみたら、この時代の蘭ってフジバカマのことだそうです。フジバカマの花じゃなくて草自体です。臭ったかなぁ?秋の七草の時にいけたけど,オミナエシのあの臭い匂いだけは覚えてますが・・・。今度嗅いでみよう。でも、花屋さんで売ってるのはヒヨドリバナなどの偽物・・・じゃなかった代用品が多いので注意です。最も、生花なら代用品でもいいと思います。ただし、造花はだめですよね。

真夏のかきつばた(牡蠣・杜若)

真夏にか杜若の花が咲きました。庭の一部に杜若を植えて毎年ミズゴケを丸めて埋めています。杜若は水の中に咲きますが湿った沼地みたいなところでも育ちます。生け花で春以外にも咲くといいますが花屋で売っているのは春にしか咲きません。花は立派で盛りの花ででしかいられません。四季咲きするのは原種ですが花弁が細いようです。昔、蕾のうちに摘み取り、涼しい井戸の中に吊るして小さな花を得るなんて話も現在ではないです。尚、回りにあるのはシャガです。杜若の足元にはワサビがあります。
7月30日 撮影

カイウ(海芋)=カラー

海芋は水芭蕉の別名てもある。今は生け花に使うのはカラーである。オランダ海芋ともいうが、江戸時代に日本に入った。このころのものは花も葉も水芭蕉ににているかもしれない。写真は雑草化したカラーで古い種かもしれないな。カラーは品種改良されて色も豊富だし首も長いが、海芋といえば私はこの写真のイメージだなぁ。
カラーは陸物だが、水芭蕉に見立てて水物として使うことがある。水芭蕉は尾瀬が有名だが、もともとは色々なところに生えていた。私が子供の頃はね…半世紀前か^^) 生け花にしても不思議はなかっただろう。
4月30日 撮影

花菖蒲(ハナショウブ)

雪が降って葉が折れてしまいました。生花の三枚葉のの説明にちょうどよかったのに残念です。生花の体にする三枚葉は剣先とも例えられ、鋭く勢いのある姿にします。余り高低差があるのはどうもですが、真ん中の葉は高めの差ををつと良いでしょう。
4月1日 撮影

ハラン

生花の真に良さそう葉蘭をみつけました。ねじれて上部で葉の表を見せる。冬ですが正午で日差しが向かって右からさしています。真は副に向かって倒れ、段々と立ち上がるのでこの姿になります。尚、生花の葉蘭は稽古花で見せるためのものではありません。一種のみで行けます。自由化には約束はありません。
平成元年12月5日 撮影

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